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▼認知症って?
認知症は身近にあること
認知症は私たち誰もが関わりをもつ身近な事柄です。
厚生労働省の調査では、認知症の出現率は年齢とともに上昇しており、 85才以上の年齢層にいたっては、男性22.2%、女性29.8%となります。 つまり、4人にひとりが認知症の症状を示していることになります。
厚生労働省がまとめた「平成16年簡易生命表」によると、 男性は78.64才、女性は85.59才ですので、
85才まで長生きする方は 少なくありません。特に女性は平均寿命と近似しているため、極めて身近な問題と なりうることが分かります。
高齢化社会に突入している日本では、
認知症の人口が増加しそれに伴い
クローズアップされるようになりました。
現在の認知症の人は、160万人を上回っています。
2020年には292万人、2035年には350万人に
達すると見込まれています。
認知症は『身近にあること』なのです。
私たちはそのことを認識して行く必要があるのです。