2 / 9
認知症とは
一度習得した知的機能(記憶、認識、判断、推理、学習、見当など) の低下により、自己や周囲の状況把握・判断が不正確になり、 自立した生活に支障が生じる
状態を言います。
もの忘れがひどくなったり、適切な判断力、推理力などの知的機能の低下が原因となり、 周囲に支障を引き起こす言動や行動が顕著になり、見守りや援助が必要になった状態と 言い換えることができます。これらを総称して「生活障害」と言うこともできます。
|
だたのモノ忘れ
|
認知症高齢者の物忘れ
|
物忘れの仕方 | 経験した出来事の一部を忘れる (度忘れ) |
自分が経験した出来事すべてを忘れる 記銘障害 |
病識(物忘れ) | 自覚あり | 自覚なし |
日常生活 | 支障はあまりない | 支障著しく、支援を要する |
経過 | 進行しない | 進行する |
見当識障害 | 少ない | あり |